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シスター・チャイ、日本人初のダルマティーチャーに


先日、プラムヴィレッジドイツセンターにて、シスター・チャイが日本人僧侶として初めてティク・ナット・ハン師から受け継ぐ法灯を授与され、ダルマティーチャー(プラムヴィレッジ公認の瞑想指導者)となられました。

シスター・チャイ・ニェム (釈尼真齋嚴)は、元マーラー室内管弦楽団のバイオリニスト。ティク・ナット・ハン師の教えと共同体の素晴らしさに感銘を受け、2009年日本人初の僧侶として出家されました。その修行期間の殆どを師に帯同し実践を積まれ、医療施設、刑務所、学校、企業にも招かれて活動。多才さと親しみやすさを併せ持ち、明快にやさしく、あらゆる立場の人々にマインドフルネスを伝えて来られました。2017年には河出書房新社から共訳書「愛する―ティク・ナット・ハンの本当の愛を育むレッスン」を出版されています。

授与式でシスターが自作の偈頌(詩)を詠まれました。

Let's go outside and play--- a midnight voice whispers

In the gentle glow of Snow Moon Golden mimosas burst out in laughter

Embraced by silent pines, the Time Being dances to the rhythm of flowing clouds 「あそぼうよ 夜中の声が 呼んでいる  雪月の 優しい光に 見守られ  笑い転げる ミモザたち  静かな松に 抱かれながら 有時は舞う   流れる雲の リズムにのって」

この 偈頌(詩)が生まれた夜、シスターチャイが得たインスピレーションや、この詩に繋がるタイ(ティク・ナット・ハン師)を始めとしたスピリチュアルな先生方との繋がりのお話など、ダルマティーチャーとなったシスターから直接聞ける機会を楽しみに待ちたいと思います。

法灯授与式の様子はWEBサイト「ティク・ナット・ハンの愛しのコミュニティ」にてご覧ください。(写真多数)

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